2012年11月18日 | 報道・出版関係 みちのくのあぜ道 今回は会長の江面正幸先生の工夫が随所で光る会でした。 先生の本、みちのくのあぜ道を頂きました。 帰り道、読んでみます。 コメント一覧 I.T より: 2012年11月20日 3:26 PM 時空紀行 帰り道、読まれてどうでしたか? 面白そうな予感のタイトルだと思いました。 ぜひ先生の感想を聞かせてください。 読んでみようかな。 返信 吉村 より: 2012年11月21日 11:03 AM 感想 とても面白いです。江面先生は鉄道マニア、いわゆる鉄っちゃんで有名ですが、文学的知識もすごいものがあります。ぜひお読みになってください。ちなみに収益金は震災の義援金として寄付されるとのことです。 返信 I.T より: 2012年11月21日 8:21 PM そうなんですか。 先生、もう読み終わったんですね。 興味を持ちましたので読んでみます! 返信 MRK より: 2012年11月22日 12:58 AM 郷愁のブルートレイン ネットで目次をチラ見しましたが、医学本かと思いきや旅行紀なんですね。南アフリカブルートレイン。先生も参加されたケープタウンの学会に行く途中のことでしょうか…。 私はブルートレインには乗ったことはないですが、チューリッヒからパリまでTGVには乗ったことがあります。アルプスのユングフラウヨッホ駅まで登山電車にも乗りました。到着したら季節はずれの猛吹雪で、3メートル先も見えませんでしたが…。こんな猛吹雪の中も走れるなんて登山電車ってスゴいんだなぁと思いました。標高3500メートル級の駅なんて、スゴ過ぎると思いませんか…。 返信 吉村 より: 2012年11月22日 5:03 PM 旅行記 そうです旅行紀なんです。南アフリカに行くだけで怖じ気づいていた自分とはずいぶん違います。江面先生は行動的ですよね。アルプスにはスイス在住時に行きました。天気がよかったのでとても良い景色でしたよ。 返信 はまゆう より: 2012年12月31日 11:04 PM 『みちのくのあぜ道』へのオマージュ 年の瀬も年の瀬、大晦日に、江面正幸先生(国立病院機構仙台医療センター)の ご著書『みちのくのあぜ道――ある脳外科医の時空紀行――』 (にゅーろん社 平成24年11月1日)を読了することができました。 吉村先生のブログ「脳卒中をやっつけろ!」 ★「JSNET 2012 in Sendai」(2012年11月16日) ★ 「頸動脈ステント留置術における近位閉塞法」(2012年11月17日) でご紹介のあった、第28回日本脳神経血管内治療学会―― その学術総会会長を務められた江面先生のご著書は、サブタイトルの「ある脳外科医の 時空紀行」に示されているように、江面先生ご自身が<時間>と<空間>を縦横無尽に <旅>した<玉稿>の集成で、 「休日向上計画」 「みちのくのあぜ道――ある脳外科医の時空紀行――」 「書き下ろし旅行記」 の三部から成っています。 「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」――「人生そのものを旅とした」松尾芭蕉と 同様に、「漂泊の想い」止まない江面先生は、 「『おくのほそ道』には遠く及ぶべくもないが、『みちのくのあぜ道』くらいの 紀行文はしたためたい。でも本職は脳外科医であるから、芭蕉のように半年もかけて コホート的な紀行文のための空間移動をするのはちょっと難しい。そこで 『みちのくのあぜ道』には空間的移動のみならず、時間的移動も含めてしまおうと 思う。3Dが主流の脳血管撮影の上を行く4D紀行である。」 と、タイトル『みちのくのあぜ道』の由来と構想を記していらっしゃいます。 息子さんが描かれた中表紙の絵は、まさに<収穫に向けての>「あぜ道」を行く お父様=江面先生の後ろ姿――息子さんならではの温かい眼と腕による素敵な コンセプトですね。 (皆様、ぜひご購入の上、ご覧下さい。) 江面先生とゆかりのある、地元のデザイン会社スタッフの方が作成した表紙絵 (吉村先生によるお写真参照)も、 ★「六本木ヒルズでの勉強会」(2012年7月29日)のお写真と通うような、医療関係者 の方々の高い志や、私たちの生命の営為を表象する趣向と拝察しました。 「広大な視野、繊細な手技」という、学会のメインテーマであるとともに江面先生の モットーが、見事に結晶されたデザインであると言っても過言ではないのでは ないでしょうか。 * 吉村先生が「江面先生は鉄道マニア、いわゆる鉄ちゃんで有名ですが、文学的知識も すごいものがあります」とコメントされている通り、 標題ともなっている本編「みちのくのあぜ道」は、『奥の細道』の引用で始まり、 古人の「有名な辞世の句」で終えられています。 すなわち、「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」と書き起こされ、 上杉謙信の「四十九年一睡の夢一期の栄華一盃の酒」からの連想―― 「夢や栄華も人生だが、今日の手術を反芻し、明日の旅行に思いを馳せながら盃を 傾けることこそ人生そのものである。」(帯の文章・写真参照) ――脳神経外科という過酷なお仕事に従事なさっている方による、感慨深いお言葉で 結ばれています。 このように文学的センスに溢れた本書の原点には、「おせちをいただき百人一首に 興じる」という江面先生のご実家の「お正月の原風景」があります。 ご幼少時代からの「お正月のかるた取り」=「娯楽としての百人一首」こそが、 「古典としての百人一首」にも興味を抱かせ、江面先生の文学的センスを醸成した ことがうかがえます。 さらには、「スポーツとしての百人一首」にも言及され、 「集中力の維持は、脳外科手術と一緒だ、などと我田引水するつもりは毛頭ない」が、 「その道のプロ、というのがかならず存在する。これは、脳外科のリサーチや臨床 テーマにも通じるだろう」という、 まさに脳外科医としての本領に、そのセンスが活かされていることが察せられます。 * 文学的センスという観点から印象深かったのは、梅原猛による『隠された十字架―― 法隆寺論』や『水底の歌――柿本人麿論』(いずれも新潮文庫)についてのコメント ―― 「そのどこまでが真実と重なるのかはわからない。ただ正史に書かれていない真実が あるはずだ、という視点は見習うべきものがある」という、「裏を見抜く洞察力」の 重要性が指摘された件りです。 いわゆる「木を見て森を見ず」に抗し、「定説とか常識からは少なからず逸脱するが、 それまで疑問であったことをうまく説明できるようになる点で非常に画期的」で、 その「思考過程は、科学者として見習うべきものがある」という梅原猛の「視点」を、 江面先生ご自身が、脳外科医として自家薬籠中のものとしらっしゃることを確信して やみません。 また、「脳神経外科学会コングレス」での「文化講演」の叙述にも、深い感銘を 受けました。 2010年度の講演者が林真理子さんでいらっしゃったことが、 吉村先生の★「今回のコングレス」(2010年5月8日)で紹介されていましたが、 2011年度の内館牧子氏の講演について、「まったくあっぱれなすばらしい講演」、 「これまでに類を見ない、そしておそらくはこれからも出逢うことが難しい、 白眉の文化講演」であったと絶賛されています。 その理由は、会長=小笠原邦昭先生(岩手医科大学)による学会の主題 「脳神経外科医の Professional Spirit と Research Mind」の「メッセージを正確に伝える 講演」であったからとのこと。 その「脳神経外科医のProfessional Spirit と Research Mind」という主題について、 吉村先生の★「日本脳神経外科コングレス」(2011年5月8日)を記憶していたために、感動一入でした。 * また、ご自身で「文系人間」を名乗られる江面先生は、「このごろの日本語の乱れは 嘆かわしい」として、<小説よりも奇なる>エピソードを挙げていらっしゃいます。 皆様、ぜひ、本書「第12話 間違いだらけのプレゼンテーション」をご高覧ください。 お医者さまの微笑ましいエピソードに、抱腹絶倒なさるにちがいありません。 脳神経外科学会に関わる、一般人にとっての新知識となる話題としては、 「本業でないことへの没頭、それまでの達成感、明日への意気込み、他大学との交流、狂乱の二次会・・・。」 「脳神経外科全国野球大会」なるもの、その表彰式の挙行など、驚きの行事も余す ところなく紹介され、学会の固いイメージが払拭されること間違いなしです(笑)。 「数字の羅列にも推理小説が潜んでいる」と時刻表のロマンを語る江面先生は、 国鉄全線踏破を遂げ、ブルートレインについても一家言もっていらっしゃる 「鉄ちゃん」の王道を行く方で、 しかも、1泊4日の強行軍で、「バーレーン弾丸ツァー」に参加されるというサッカー好き! 「何食わぬ顔で月曜の朝から本来の同志、脳外科集団に紛れ込」む、真の強者で いらっしゃいます(笑)。 また、江面先生は、隔年開催の脳血管内治療最大の国際学会= WFITN (World Federation of Interventional and Therapeutic Neuroradiology) に、 奥様と4人のお子様を順次お一人ずつ同伴なさるというご家族思いの方! 貴重な絆の想い出を創出する、さまざまのエピソードが随所に綴られています。 * 東日本大震災に関わる記述も忘れられません。 「熱烈なベガルタサポーター」でいらした、ご同僚の放射線技師の方の「悲惨な最期」 を綴られた、 「みっちゃん、安らかにお眠りください。」との深い哀悼のお言葉に、 今なお深い悲しみに暮れ、不自由な生活を余儀なくされている、 被災地の方々のご心情を想起しないではいられません。 吉村先生のコメントにあるように、 本書の「収益金は震災の義援金として寄附されるとのこと」です。 皆さん、どうぞご購入の上、 脳神経外科医・江面正幸先生による「広大な視野、鋭敏な洞察、繊細な手技」の世界を ご堪能ください。 * 「吉村先生、 素晴らしいご本をご紹介くださり、本当にどうもありがとうございました。」 「江面先生、 いつの日かまた、先生の『世界一周旅行記』を拝読できる日を、心待ちにさせて いただいています。」 返信 コメントを書く コメントを残す コメントをキャンセルブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。コメント *名前 * メールアドレス * URL 名前とURLを記憶する コメント利用規約に同意する
時空紀行
帰り道、読まれてどうでしたか?
面白そうな予感のタイトルだと思いました。
ぜひ先生の感想を聞かせてください。
読んでみようかな。
感想
とても面白いです。江面先生は鉄道マニア、いわゆる鉄っちゃんで有名ですが、文学的知識もすごいものがあります。ぜひお読みになってください。ちなみに収益金は震災の義援金として寄付されるとのことです。
そうなんですか。
先生、もう読み終わったんですね。
興味を持ちましたので読んでみます!
郷愁のブルートレイン
ネットで目次をチラ見しましたが、医学本かと思いきや旅行紀なんですね。南アフリカブルートレイン。先生も参加されたケープタウンの学会に行く途中のことでしょうか…。
私はブルートレインには乗ったことはないですが、チューリッヒからパリまでTGVには乗ったことがあります。アルプスのユングフラウヨッホ駅まで登山電車にも乗りました。到着したら季節はずれの猛吹雪で、3メートル先も見えませんでしたが…。こんな猛吹雪の中も走れるなんて登山電車ってスゴいんだなぁと思いました。標高3500メートル級の駅なんて、スゴ過ぎると思いませんか…。
旅行記
そうです旅行紀なんです。南アフリカに行くだけで怖じ気づいていた自分とはずいぶん違います。江面先生は行動的ですよね。アルプスにはスイス在住時に行きました。天気がよかったのでとても良い景色でしたよ。
『みちのくのあぜ道』へのオマージュ
年の瀬も年の瀬、大晦日に、江面正幸先生(国立病院機構仙台医療センター)の
ご著書『みちのくのあぜ道――ある脳外科医の時空紀行――』
(にゅーろん社 平成24年11月1日)を読了することができました。
吉村先生のブログ「脳卒中をやっつけろ!」
★「JSNET 2012 in Sendai」(2012年11月16日)
★ 「頸動脈ステント留置術における近位閉塞法」(2012年11月17日)
でご紹介のあった、第28回日本脳神経血管内治療学会――
その学術総会会長を務められた江面先生のご著書は、サブタイトルの「ある脳外科医の
時空紀行」に示されているように、江面先生ご自身が<時間>と<空間>を縦横無尽に
<旅>した<玉稿>の集成で、
「休日向上計画」
「みちのくのあぜ道――ある脳外科医の時空紀行――」
「書き下ろし旅行記」
の三部から成っています。
「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」――「人生そのものを旅とした」松尾芭蕉と
同様に、「漂泊の想い」止まない江面先生は、
「『おくのほそ道』には遠く及ぶべくもないが、『みちのくのあぜ道』くらいの
紀行文はしたためたい。でも本職は脳外科医であるから、芭蕉のように半年もかけて
コホート的な紀行文のための空間移動をするのはちょっと難しい。そこで
『みちのくのあぜ道』には空間的移動のみならず、時間的移動も含めてしまおうと
思う。3Dが主流の脳血管撮影の上を行く4D紀行である。」
と、タイトル『みちのくのあぜ道』の由来と構想を記していらっしゃいます。
息子さんが描かれた中表紙の絵は、まさに<収穫に向けての>「あぜ道」を行く
お父様=江面先生の後ろ姿――息子さんならではの温かい眼と腕による素敵な
コンセプトですね。
(皆様、ぜひご購入の上、ご覧下さい。)
江面先生とゆかりのある、地元のデザイン会社スタッフの方が作成した表紙絵
(吉村先生によるお写真参照)も、
★「六本木ヒルズでの勉強会」(2012年7月29日)のお写真と通うような、医療関係者
の方々の高い志や、私たちの生命の営為を表象する趣向と拝察しました。
「広大な視野、繊細な手技」という、学会のメインテーマであるとともに江面先生の
モットーが、見事に結晶されたデザインであると言っても過言ではないのでは
ないでしょうか。
*
吉村先生が「江面先生は鉄道マニア、いわゆる鉄ちゃんで有名ですが、文学的知識も
すごいものがあります」とコメントされている通り、
標題ともなっている本編「みちのくのあぜ道」は、『奥の細道』の引用で始まり、
古人の「有名な辞世の句」で終えられています。
すなわち、「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」と書き起こされ、
上杉謙信の「四十九年一睡の夢一期の栄華一盃の酒」からの連想――
「夢や栄華も人生だが、今日の手術を反芻し、明日の旅行に思いを馳せながら盃を
傾けることこそ人生そのものである。」(帯の文章・写真参照)
――脳神経外科という過酷なお仕事に従事なさっている方による、感慨深いお言葉で
結ばれています。
このように文学的センスに溢れた本書の原点には、「おせちをいただき百人一首に
興じる」という江面先生のご実家の「お正月の原風景」があります。
ご幼少時代からの「お正月のかるた取り」=「娯楽としての百人一首」こそが、
「古典としての百人一首」にも興味を抱かせ、江面先生の文学的センスを醸成した
ことがうかがえます。
さらには、「スポーツとしての百人一首」にも言及され、
「集中力の維持は、脳外科手術と一緒だ、などと我田引水するつもりは毛頭ない」が、
「その道のプロ、というのがかならず存在する。これは、脳外科のリサーチや臨床
テーマにも通じるだろう」という、
まさに脳外科医としての本領に、そのセンスが活かされていることが察せられます。
*
文学的センスという観点から印象深かったのは、梅原猛による『隠された十字架――
法隆寺論』や『水底の歌――柿本人麿論』(いずれも新潮文庫)についてのコメント
――
「そのどこまでが真実と重なるのかはわからない。ただ正史に書かれていない真実が
あるはずだ、という視点は見習うべきものがある」という、「裏を見抜く洞察力」の
重要性が指摘された件りです。
いわゆる「木を見て森を見ず」に抗し、「定説とか常識からは少なからず逸脱するが、
それまで疑問であったことをうまく説明できるようになる点で非常に画期的」で、
その「思考過程は、科学者として見習うべきものがある」という梅原猛の「視点」を、
江面先生ご自身が、脳外科医として自家薬籠中のものとしらっしゃることを確信して
やみません。
また、「脳神経外科学会コングレス」での「文化講演」の叙述にも、深い感銘を
受けました。
2010年度の講演者が林真理子さんでいらっしゃったことが、
吉村先生の★「今回のコングレス」(2010年5月8日)で紹介されていましたが、
2011年度の内館牧子氏の講演について、「まったくあっぱれなすばらしい講演」、
「これまでに類を見ない、そしておそらくはこれからも出逢うことが難しい、
白眉の文化講演」であったと絶賛されています。
その理由は、会長=小笠原邦昭先生(岩手医科大学)による学会の主題
「脳神経外科医の Professional Spirit と Research Mind」の「メッセージを正確に伝える
講演」であったからとのこと。
その「脳神経外科医のProfessional Spirit と Research Mind」という主題について、
吉村先生の★「日本脳神経外科コングレス」(2011年5月8日)を記憶していたために、感動一入でした。
*
また、ご自身で「文系人間」を名乗られる江面先生は、「このごろの日本語の乱れは
嘆かわしい」として、<小説よりも奇なる>エピソードを挙げていらっしゃいます。
皆様、ぜひ、本書「第12話 間違いだらけのプレゼンテーション」をご高覧ください。
お医者さまの微笑ましいエピソードに、抱腹絶倒なさるにちがいありません。
脳神経外科学会に関わる、一般人にとっての新知識となる話題としては、
「本業でないことへの没頭、それまでの達成感、明日への意気込み、他大学との交流、狂乱の二次会・・・。」
「脳神経外科全国野球大会」なるもの、その表彰式の挙行など、驚きの行事も余す
ところなく紹介され、学会の固いイメージが払拭されること間違いなしです(笑)。
「数字の羅列にも推理小説が潜んでいる」と時刻表のロマンを語る江面先生は、
国鉄全線踏破を遂げ、ブルートレインについても一家言もっていらっしゃる
「鉄ちゃん」の王道を行く方で、
しかも、1泊4日の強行軍で、「バーレーン弾丸ツァー」に参加されるというサッカー好き!
「何食わぬ顔で月曜の朝から本来の同志、脳外科集団に紛れ込」む、真の強者で
いらっしゃいます(笑)。
また、江面先生は、隔年開催の脳血管内治療最大の国際学会=
WFITN (World Federation of Interventional and Therapeutic Neuroradiology) に、
奥様と4人のお子様を順次お一人ずつ同伴なさるというご家族思いの方!
貴重な絆の想い出を創出する、さまざまのエピソードが随所に綴られています。
*
東日本大震災に関わる記述も忘れられません。
「熱烈なベガルタサポーター」でいらした、ご同僚の放射線技師の方の「悲惨な最期」
を綴られた、
「みっちゃん、安らかにお眠りください。」との深い哀悼のお言葉に、
今なお深い悲しみに暮れ、不自由な生活を余儀なくされている、
被災地の方々のご心情を想起しないではいられません。
吉村先生のコメントにあるように、
本書の「収益金は震災の義援金として寄附されるとのこと」です。
皆さん、どうぞご購入の上、
脳神経外科医・江面正幸先生による「広大な視野、鋭敏な洞察、繊細な手技」の世界を
ご堪能ください。
*
「吉村先生、
素晴らしいご本をご紹介くださり、本当にどうもありがとうございました。」
「江面先生、
いつの日かまた、先生の『世界一周旅行記』を拝読できる日を、心待ちにさせて
いただいています。」