昨日は後輩の宮居先生の結婚式でした。
色々なイベント満載で、楽しい時間を過ごせました。
宮居先生は現在、岐阜県総合医療センターの脳神経外科に勤務していますが、実は彼が高校生の頃からの知り合いです。私たちと同じ脳外科医を目指してくれたことをとても嬉しく思っており、今後の活躍に期待しています。
奥様は同じ医療センターの産婦人科医ということですが、とても綺麗で優しそうな方でした。
夫婦ともに医師ということで忙しいこともあるでしょうが、お互い支え合って頑張って欲しいです。
お二人の未来に幸多かれ!
先生方に、幸多かれ!
ご新婚の「宮居先生ご夫妻」、美しい花々の香りが漂ってくるかのような・・・
本当に素敵な笑顔ですね。
吉村先生のご祝詞「お二人の未来に幸多かれ!」が、実現するにちがいないオーラ!
「ご結婚、本当におめでとうございます。」
吉村先生のブログ愛読者からのお祝いメッセージも、どうぞお受け取りくださいね。
「宮居先生ご夫妻」は、脳神経外科、産婦人科の医師でいらっしゃるとのこと。
あらゆる診療科の先生方が、日々、それぞれのご専門分野で献身的な診療に従事して
くださっているわけですが、
脳神経外科、産婦人科、いずれも「待ったなし」という対応を頻繁に迫られる、
過酷な診療科ですよね。
24時間体制での宿直のご勤務も、本当に大変でいらっしゃるのではないでしょうか。
「お互い支え合って」のご夫妻のご健康とご多幸を、心よりお祈りしています。
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本日(2012年9月24日)付けの「朝日新聞」朝刊に、「勤務医4割、過労死ライン
全国調査 残業月80時間以上」という衝撃的な見出しの記事が掲載されていました。
医療関係者の皆様にとられましては周知のことなのでしょうが、想像を絶する
過酷な勤務実態・・・
独立行政法人「労働政策研究・研修機構」がまとめた当該調査(全国の勤務医
11,145人対象、有効回答3,467人)によれば、
「主な勤務先以外での労働を含めた1週間の労働時間は、平均53.2時間。
60時間以上が全体の40%を占め、80時間以上も10%いた。週60時間の勤務は、
労働基準法の法定労働時間(週40時間)を上回り、時間外労働は過労死ラインと
される月80時間になる計算だ。」
とのことで、さらに宿直については、
「宿直の日の睡眠時間は47.4%が4時間未満だった。86.2%が宿直翌日も休まずに
通常通り勤務していた。
こうした勤務の結果、60.3%が疲労感を、睡眠不足を45.5%の医師が感じて
いた。」
と記されていて、
「お医者さまにこそ<養生>が必要」と言っても過言ではないような・・・
先生方の過酷な勤務実態を、改めて認識させていただいたような次第です。
24時間体制の勤務に従事なさっていらっしゃる、全国津々浦々の先生方、
どうぞ、どうぞ、ご自身のご健康に留意なさって、
一瞬一瞬、一日一日の<奇跡のお仕事>を展開なさってくださいませ。
おひとりおひとりの先生方ご自身が、今日もお元気で、診察に治療に、
さらに研究・教育の活動に臨まれますように。
病気に苦しむ患者さんに寄り添い、安心を与えてくださる先生方に、
「幸多かれ!」