手術見学


昨日は私たちの病院での手術見学を含んだスモールミーティングを開催しました。
宇部興産病院の池田典夫先生、阿美古 将先生、聖マリアンナ医大東横病院脳卒中科の高田達郎先生、北海道大学の宮本倫行先生にご参加いただきました。
治療の見学後、宮本先生、高田先生のレクチャーを頂き、皆でディスカッションしました。
我々も勉強になりましたし、治療はすべて良い結果で、ほっと致しました。
わざわざ岐阜まで治療見学にきていただき光栄です。
これからもこういったイベントを行っていきたいと思います。

コメント一覧

  1. はまゆう より:

    切磋琢磨でのご成果を!

    日々さまざまな業務でご多忙のなか、多くの医療機関の先生方が一堂に会して、
    困難な治療の克服をめざしていらっしゃるのですね。
    まさに<不眠不休>の医療活動のように思われます。
    先生方、どうぞ<お医者様の不養生>になりませんように――。

                   *

    脳卒中、脳神経外科手術に関わる記事が新聞に頻出する昨今ですが、本日
    (2012年1月23日)も2つの記事を目にしました。

    「朝日新聞」科学欄には、「脳梗塞時、毒ガスが守り役」という刺激的な標題!
    「毒ガスの一酸化炭素(CO)が、脳梗塞が起きたときの酸素不足などから
    神経細胞を守る役割を持っていることがわかった」とのことです。

    脳で働いている一酸化炭素や硫化水素などの「毒ガス」を、体内で「制御する
    物質を薬にし、脳梗塞が治療できるようになるかも」という慶応義塾大学の
    先生のコメントが掲載されていました。

    また、「日本経済新聞」には、「手術時の患者の脳波や表情、メスが患部を
    切り取る様子、手術前の脳の画像などを同時に画面に映し出せる」新システムが、
    東京女子医科大学の先生方によって開発されたという紹介記事。

    「手術中に患者を麻酔から覚ます」「覚醒下手術」といった、素人には衝撃的な
    記述もあり、
    脳神経外科の先生方が、日々の激務と並行して、いかに多くの研究成果を吸収し、
    日進月歩の機器についての知識や操作の修得をなさっていらっしゃるか・・・
    そのお骨折りの一端を想像させていただいた次第です。

                    *

    困難な治療の克服をめざす、先生方の日々の切磋琢磨が、それぞれの<現場>で
    実を結ばれますように。
    そして何よりも、激務をこなしていらっしゃる先生方ご自身が、お健やかで
    充実した一日一日を過ごされますように。

    大勢の患者さん、患者予備軍の皆さんが、祈っていらっしゃるにちがいありません。