今、最も新しい脳梗塞超急性期治療について紹介します。
脳梗塞は「脳の血管が詰まっておきる」わけですから、これを溶かすか取ってしまえば良いわけです。
これまでは「溶かす」方が中心になってきましたが、これまで紹介してきたように薬で溶かすのには限界があります。
我々はバルーンでつぶす操作を加えたところ、劇的にその効果が上がりました。
しかしそれにも限界がある。
だったら、カテーテルで取ってしまえば良いんです!!!
でもそんな器用なことが可能なのでしょうか?
答えは?そう、できるんです!
何はともあれ見てください。メルシー(Merci)というカテーテルです。
http://www.youtube.com/watch?v=99x_APzvD1c
どうですか?
すごいですよね!メルシーという名前がまた良いじゃないですか!
これが使えるようになると、まさに「脳梗塞治療新時代」の幕開けだと思います。
これを開発したPierr Gobin 先生は先週日本脳卒中学会で私が発表したのと同じセッションで特別講演されました。
実はこのカテーテル、日本での使用に関して企業から申請が出されたのです。
厚生省の優先項目に入っているそうだから、1年ぐらいで認可される見通しとか!
「近未来」がいよいよ現実的になってきましたね。
医療の進歩はすごいですね!
凄い
メルシーすごいですねー
動画見ましたが血栓が取れるのは気持ちいいです。脳梗塞治療も進歩してますね。日本は新しいものが認められにくいと思います。どのくらい認可にかかるのですか?
これ以外には方法はないのですか?最初から動注してはどうなんでしょう。
すげー
動画見ました。こんなのが使われているなんて知りませんでした。どんどん変わって行くんですねー
うちの病院でも先週またTPAやりましたが効かなかったみたいです。救済療法って難しいんですか。うちの病院でもやって欲しいです。
!!!
はじめまして。友人に聞いてからいつも読んでいます。脳は難しいのでちょっと苦手でした。こんなに分かりやすく説明してもらったことがないのでちょっと驚いています。
北海道ではそんな治療はしていません。聞いたことがないです。tPAすらやってない病院が多いかな?悲しい現実です。テレビや新聞で暴露しちゃえばやっている病院がみんなにわかっていいのに…
運ばれてきてtPAしない医者は許せない。先生みたいに救済までしてることしったらみんなそこに殺到しますよ(;^_^A