ESUS
ESUSという診断名が最近よく使われています。日本語では「潜因性脳梗塞」といいます。 一体何のことかというと、さまざまな検査でも原因が分からない脳梗塞のことです。 そういう場合はどのようなお薬を内服してもらったら良いのか […]
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ESUSという診断名が最近よく使われています。日本語では「潜因性脳梗塞」といいます。 一体何のことかというと、さまざまな検査でも原因が分からない脳梗塞のことです。 そういう場合はどのようなお薬を内服してもらったら良いのか […]
脳梗塞の原因となる不整脈があります。 その名は、「発作性心房細動」。脳梗塞を起こしやすい不整脈です。 「発作性」というだけあって、普段は全く正常で、突然不整脈が出るのが特徴です。いわゆる隠れ不整脈です。 このため、脳梗塞 […]
前回紹介したように、超音波でかなり柔らかい血管の壁(プラーク)かどうかが分かりますが、この検査法はある程度の技術が必要です。 その点、MRIは出てくる画像を客観的に判定することが出来ます。 上の画像では血管が狭くなってい […]
血管の壁を判定する一般的な検査法は、超音波検査です(エコー検査とも呼ばれます)。 首のところにゼリーのようなものを塗って、プローブというものをあてて検査を行います。この検査法は体に害がない(無侵襲)とされています。 しか […]
私たちが情熱を燃やす脳梗塞の急性期治療。 治療の有効性が証明され、大きく盛り上がっていますが、 ・何時間まで治療できるのか? ・脳梗塞が広くても良くなる人を画像で見抜けるのか? などまだまだ未解決のことが山積みです。 治 […]
末梢血管にも使用可能なTrevo XP、通称Baby Trevo 本日、はじめて当施設で使用し、良好な開通を得ました! 末梢の屈曲した血管が対象でしたので、Penumbra ACEと組み合わせて使用しました。 Trevo […]
メディカルノートというサイトにもやもや病の取材が掲載されました。 かなりしっかりとした記事なので、是非参考にしてください。 https://sp.medicalnote.jp/contents/160221-001-DR
新しい抗血小板薬プラスグレルが心臓領域で承認されました。 抗血小板薬は、血液をサラサラにする薬です。 日本人は遺伝子多型のため、10-15%の患者さんでは、抗血小板薬が効きません。 ですから、脳梗塞の急性期やステントを留 […]
当科では質の高い頚動脈ステント留置を目指しており、術中に光ファイバーのようなものを用いて検査を行っています。 機械の名前はOCTといいます。以前にも確か紹介したと思いますが、この機械は血管の中にファイバーを入れて観察する […]
米国心臓協会・米国脳卒中協会は、最近報告された6つの臨床試験の結果を基に、「tPA投与後も脳の太い動脈に血栓が残存している場合に血栓除去デバイスによる血管内治療が有効」として推奨しました。 特に下記の条件を満たす場合に推 […]