脳動脈瘤の新しい治療「WEB」の見学会を開催しました!脳動脈瘤の治療として、これまでは「コイル塞栓術」が主流でしたが、最近では「WEB(ウェブ)」という新しいデバイスが登場し、注目を集めています。
このWEBを使った治療は、コイル塞栓術と比べてより完治しやすく、入り口(ネック)の広い動脈瘤でもステント(金属メッシュの筒)を併用しなくて済むことが多いのです。
これにより、術後の血液サラサラの薬(抗血小板薬)をすぐに中止できるという利点があり、より安全で効果的な選択肢となる可能性があります。
今週は、関西の4つの病院から先生方にお越しいただき、WEB治療見学会を開催しました。
実際に2例の治療ともにやや難易度の高いケースでしたが、手技は非常にうまくいき、先生方からは「大変参考になった」と嬉しいコメントをいただきました。
お越しくださった先生方に、心より感謝申し上げます。
• 大阪赤十字病院 脳神経外科 橋本 憲司 先生
• 清恵会病院 脳神経外科 木村 僚太 先生
• 大阪急性期・総合医療センター 脳神経外科 玉置 亮 先生
• 滋賀医科大学 脳神経外科 宮田 悠 先生
今後も、新しい治療法の普及と質の向上に向けて、積極的に情報発信や教育の機会を作っていきたいと思います。
