昨日も、ペナンブラシステムを使用した症例を経験しました。tPA静注療法との組み合わせで良好な結果となりました。tPAを省いて治療した方が良いのではないかという考えもありますが、今はきっちりとエビデンスやガイドラインに乗っ取った治療を行ってその結果を出していこうと思っています。
ペナンブラの使用法については以前、指導に来て頂いた米国のDr. Freiにコンタクトして、その使用法のコツを尋ねました。教えて頂いた方法は確かに良さそうですので、しばらくこの方法を自分たちで試してみて、いずれその結果を報告したいと思います。
さて急性期脳梗塞の治療は、「血管を一刻も早く開通させて、患者さんを良くするんだ!」という情熱が必要です。マンパワーも必要ですし、良い機器も必要ですが、現在自分たちが持つ設備と機器で最大限の効果を出す努力をすれば、結果はついてくると思っています。実際、私たちの施設の主幹動脈の再開通率は極めて良好です。
もちろん治療においてはいろいろな技術的なコツがありますし、引き際も肝心です。治療法やテクニックに関して何でもアドバイスするので、遠慮なく聞いてください。
全国の血管内治療医の先生方、夜間などの緊急対応は大変ですが、頑張りましょう!
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