近畿地方会


昨日は大阪の千里で開かれた近畿地方会のランチョンセミナーで講演をさせて頂きました。
テーマは脳動脈瘤でした。
自分がトレーニングをうけた大阪の、しかも千里で、脳神経外科学会での講演をできるとは当時夢にも思っていませんでした。
このような機会を頂いた滋賀医科大学の野崎教授(写真)に心より御礼申し上げたいと思います。

今回は脳動脈瘤に対して開頭手術と血管内治療を使い分ける、あるいは組み合わせることによりいかに良い治療成績を出すかということに関して、私が行っている工夫についてお話ししました。
ランチのお弁当が良かったのか?会場は150人を超える脳神経外科医でいっぱいでとても緊張しました。
また弁当の量が多かったのか?退席者もいなかったそうで、ほっとしました。

随行してもらった大塚製薬の皆さん、ありがとうございました!

コメント一覧

  1. ICU男児 より:

    講演
    先生の講演、聴いてみたいです!この間内科の会に出席させてもらったんだけど、退屈で眠くて…
    手術の話が聞きたい!

  2. i.o より:

    又私も聴きたいです
    ICUさんは、医療関係の方ですよね?!先生の講演楽しいですよ。

    私は患者なので、知識も何もない人間ですが、以前先生の講演を聴く機会がありました。数名の先生が講演されましたが、ずば抜けて解りやすく、おもしろい!と言っては失礼ですね…興味をひくお話でした。

    子持ちなので、保育園・小学校等々講演会に出席しなければいけない機会は、いっぱいありますがつまらないお話の割合が多いです。たしか岐阜大学の藤田先生の講演だけは楽しかったので、記憶に残っています。

    吉村先生の講演会だったら又行きたいですが、一般人には機会がないですね。

  3. はまゆう より:

    「千里」の道程、ご研鑽の成果
    吉村先生、

    第58回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会でのご講演の成功という、
    素晴らしいニュースを拝見しました。
    「おめでとうございます。」
    そして、「本当にお疲れさまでした。」

    150名を超えるご同業の先生方を前にしての講演というのは、
    たとえ吉村先生のご専門中のご専門の題材であっても・・・
    むしろ、だからこその緊張感も一通りではなかったのではないでしょうか。
    僭越至極ですが、そのような感慨をしみじみ抱かせていただきました。

    「i.o.」さんも挙げていらっしゃる市民講座で、私も楽しく勉強させていただいたひとりですが、
    ご専門家に向けてのご講演というシチュエーションを想像して、
    自分自身の体験であるかのようにワクワクドキドキ・・・

    と申しますのも、これまで先生のブログを読ませていただいてきて、
    感銘深い記事が多々想い起こされるのですが、
    とくにとくに印象に残っている記事のひとつが、
    「脳梗塞の診断 脳血管撮影」(2009年2月23日)だったからなのです。

    その記事にあるように、先生がご修業を積まれた国立循環器病センターの所在地が、
    今回の学術集会開催地である大阪・千里。
    その地で、先生は「カテーテルが入らない血管」がなくなるほど、
    来る日も来る日も血管撮影のお仕事を重ねられたとのこと。
    一日一日、一瞬一瞬の“継続のドラマ”に、想いを馳せないではいられません。

    数えきれないほどのカテーテル検査をとおしての“鍛錬”が、
    脳血管内手術における先生の“妙技”をもたらしたということ。
    素人ながら、その「千里」の道程に心よりの敬意を表します。

    「脳動脈瘤」というテーマでの、かつてのご修業の地でのご講演。
    内容は、開頭手術と血管内治療の「使い分け」ないしは「組み合わせ」によって、
    いかによい治療成績を成就するか
    ――このご講演は、吉村先生のお医者さまとしての道程の確かさを、
    改めて検証し、確認し、次のステージへと拓いてゆく機会となったのではないでしょうか。

    素人がわかったようなことを記して、本当に恐縮至極です。
    でも、先生をはじめ、医学の道を歩んでいらっしゃる大勢の方々への敬意とエールとして受け止めていただけたら、
    こんなに嬉しいことはありません。