顔面痙攣

先日紹介した顔面痙攣に関する動画をアップしました。

ぜひご覧くださいね!

コメント一覧

  1. @a より:

    顔面神経麻痺で、片側が動かなくなるケースについてですが、
    今回の動画で解説されている顔面痙攣とは、病態としては別物と考えてよいのでしょうか?
    一般的な違いについて、もし可能でしたら教えていただけると嬉しいです。

    • コメントありがとうございます。とても良い質問です。
      結論から言うと、顔面神経麻痺と、今回の動画で説明した顔面痙攣は、原因も仕組みも別ものです。
      顔面神経麻痺は、顔の動きをつかさどる神経(顔面神経)がウイルスなどの感染によって弱ってしまい、片側の顔が動かなくなる状態です。口がゆがむ、目が閉じにくい、といった症状が急に出ることが多く、「動かしたくても動かない」のが特徴です。
      一方、顔面痙攣は、神経が弱っているわけではありません。むしろ血管などの圧迫によって神経が刺激されすぎて、勝手に動いてしまう状態です。最初は目のまわりがピクピクすることが多く、だんだん同じ側の顔全体に広がることがあります。

      まとめると、
      顔面神経麻痺は「動かなくなる病気」、
      顔面痙攣は「勝手に動いてしまう病気」です。

      同じ顔の症状でも、中身はまったく違うものなので、治療の考え方も異なります。
      分かりにくい点があれば、また気軽に聞いてくださいね。

      • @a より:

        いつも分かりやすい解説をありがとうございます。
        素朴な疑問なのですが、痙攣の場合は脳神経外科で手術が選択肢になる一方、麻痺の場合は末梢神経の炎症が関係し、ステロイドや抗ウイルス薬などの内科的治療が中心になる、という理解で合っていますでしょうか。

        その場合、初診として脳神経外科を受診しても差し支えないのでしょうか?

        また、麻痺が長期間続き、なかなか改善しないケースでは、手術などが検討されることがあるのかどうかについても、もし差し支えなければ教えていただけると嬉しいです。

        • ご質問ありがとうございます。要点をまとめてお答えします。
          ご理解は概ね合っています。
          顔面痙攣は、顔面神経が血管などに圧迫されて起こることが多く、原因が明確な場合は脳神経外科での手術が治療の選択肢になります。
          一方、顔面神経麻痺は神経の炎症や腫れが主な原因で、ステロイドや抗ウイルス薬などの内科的治療が中心です。
          初診で脳神経外科を受診しても問題ありません。
          痙攣か麻痺か、脳の病気が隠れていないかを判断することが重要で、必要に応じて耳鼻咽喉科などと連携します。
          麻痺が長く続く場合、まずは経過観察が基本ですが、回復が不十分なケースでは、後遺症への治療や状況に応じた外科的治療が検討されることもあります。
          迷ったら早めに専門医を受診するのがおすすめです。

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