
最近、家族の様子が少しおかしい…
「認知症が進んだのではないか?」
「もしかして脳卒中?」
そんな症状が出てきた時に、実は別の病気が隠れていることがあります。
その代表例が 慢性硬膜下血腫 です。
◆どんな病気でしょうか?
頭を打ったあと、脳の外側(硬膜と脳の間)に じわじわ血が溜まってくる病気です。
血腫がゆっくり大きくなるため、症状が出るまで 数週間〜数か月かかります。
「ぶつけた記憶がない」という方も珍しくありません。
少しつまずいた、転んだ、頭を軽くぶつけた…その程度でも起こり得ます。
◆どんな症状が出る?
血の塊が脳を押すため、脳卒中とよく似た症状が出ます。
• 片側の手足が動かしにくい(麻痺)
• 呂律が回らない
• 歩きにくい、ふらつく
• 物忘れやぼんやりする
• 頭痛・気分不良
• 性格が変わったように見える
高齢者では 認知症と間違われることが多いのが特徴です。
◆誰に多い?
• 高齢者
• 血をさらさらにする薬(抗血小板薬・抗凝固薬)を飲んでいる人
• お酒をよく飲む人
に多く見られます。
◆検査と治療は?
検査は CT があればすぐに診断できます。
治療は小さな穴から血を外へ出す 小さな手術が中心です。
正しく治療できれば、症状が改善する可能性がとても高い病気です。
◆放っておくと?
血腫が急に大きくなり、
命に関わったり、重い後遺症を残すこともあります。
「最近、歩き方が変」「急に物忘れがひどくなった」 そんな時は、早めに脳神経外科へ相談してください。
YoutTubeでも紹介していますので、ぜひご覧くださいね!