仲間から教授就任祝いとして絵を頂きました。
Graham Clarkeという画家のパーフェクトハーモニーという絵です。
この絵は各自がバラバラに演奏をしていてハーモニーどころではない雰囲気でありながら、不思議に調和がとれていることを表しているのだそうです。そういえばみんな楽しそうに演奏していますね!
私も新しい職場のメンバーが楽しく充実した毎日が送れるよう、この絵を見ながら頑張っていこうと思います。
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仲間から教授就任祝いとして絵を頂きました。
Graham Clarkeという画家のパーフェクトハーモニーという絵です。
この絵は各自がバラバラに演奏をしていてハーモニーどころではない雰囲気でありながら、不思議に調和がとれていることを表しているのだそうです。そういえばみんな楽しそうに演奏していますね!
私も新しい職場のメンバーが楽しく充実した毎日が送れるよう、この絵を見ながら頑張っていこうと思います。
「完璧なる調和音」の素敵な響き
グラハム・クラークの『パーフェクト・ハーモニー』――
何て素敵なプレゼントでしょう!
贈り主(画家自身と吉村先生の「お仲間」)からの、それぞれ楽しくて深い
メッセージが伝わってくるようですね。
「この絵は、各自がバラバラに演奏をしていてハーモニーどころではない
雰囲気でありながら、不思議に調和がとれている、ということを表している
のだそうです。そういえばみんな楽しそうに演奏していますね!」
と吉村先生が記していらっしゃるように、
「このエッチングの題名『パーフェクト・ハーモニー(完璧なる調和音)』は、
もちろん冗談です。このオーケストラは完璧どころか、明らかに不調和音で
満ちた演奏をするでしょう。しかし、彼らは演奏の良し悪しなどまったく問題に
していません。ただ、楽しく演奏ができればよいと思っています。たとえば
小さな子たちが、学校で自分自身のためにオーケストラ演奏を楽しんでいる
ように。」
というグラハム・クラーク自身のコメントを見つけました。
まさに「自然と人間への深い愛情を温かいユーモア」で描き出す画家としての
面目躍如とした作品とコメントですね。
絵の世界に引き込まれた鑑賞者も、演奏者の奏でるメロディーや息づかいを、
五感総動員で楽しまずにはいられません。
それぞれが「楽しく演奏」することで繰り広げられる「パーフェクト・ハーモニー」
の不思議!
「私も新しい職場で、各自が楽しく充実した毎日が送れるよう、この絵を
見ながら頑張っていこうと思います。」
という吉村先生のコメントも、この絵のモチーフとテーマに、何と素敵に符合して
いることでしょう。
お部屋に掲げられた『パーフェクト・ハーモニー』は、激務の合間やお仕事を
終えての吉村先生に、ホッと一息のひととき、お疲れを癒す新たなエネルギーや
激励を贈り続けてゆかれるにちがいありません。
*
ところで、1947年、イギリス、オックスフォード生まれのグラハム・クラークは、
世界各国で個展が開かれ多くのファンに愛されているそうですが、
吉村先生がご赴任なさった兵庫県にも深いゆかりがあるようです。
年譜によれば、
阪神淡路大震災のチャリティー版画や『世界子ども会議 in ひょうご 2005』
ポスターデザインを制作していて、当地に対する画家自身の親近感が察せられます。
**************** 展覧会情報 *************
* 10月14日(月・祝)~17日(木)
大阪中之島中央公会堂
* 10月24日(木)~29日(火)
神戸南京町ギャラリー蝶屋
******************************************
というように、大阪・神戸で続けてグラハム・クラークの展覧会が開かれるようです。
吉村先生、阪神地区にお住まいの愛読者の方々、お時間を見つけて、どうぞぜひ!
*
皆さん、もう一度、『パーフェクト・ハーモニー』の絵を眺めていただけますか。
それぞれ管楽器・弦楽器を奏でる<演奏者>に混じって、左上には、掃除道具を
手にした<参加者>もいますが、右下のサクソフォンとホルンの合体したような
楽器の横に立つ人物も、何となく目を引かれますよね。
少年のような純真さがうかがえるこの人物こそ、グラハム・クラーク自身なのでは
ないか、作品世界に自らも<参加>しているのではないかと思えるのですが・・・。
グラハム・クラーク自身のコメントによると、
「私の娘ティリーと私はこの絵の中心でアコーデオンを奏でています。
どうです、私たちの素晴らしい心地よい和音が聞こえてくるようでしょう?
音楽は、国と国、人と人、すべての境界を取り除き『完璧なる調和音』を
もたらすと私は信じています。」
芸術作品は、作者のメッセージとともに、さまざまな<解釈>の可能性を提示して
やまないのではないでしょうか。
皆さんは、どのようにこの絵を楽しまれることでしょう。
<指揮者>である吉村先生ご自身も、
時に<演奏者>となって、時に<鑑賞者>となって、兵庫医科大学という新しい
<オーケストラ>で、
どうぞ素敵な「パーフェクト・ハーモニー」の響きをご堪能くださいますように。
吉村先生からブログ愛読者の方々への素敵な<プレゼント>――
「Perfect Harmony」に「ブラボー」!
バラバラに演奏しているのに調和がとれている
何を知るでもありませんが …病院みたいですね !