Season’s Greetings and a Happy New Year!

海外からのカードでSeason’s Greetingsという言葉を見かけたことがありますか?
そのまま訳せば、「季節のご挨拶を申し上げます」といった感じです。
なぜこんな漠然とした言葉を使うのでしょうか?

それはアメリカは多民族国家で、宗教も様々だからです。
日本では相手の宗教に関係なく「Merry Christmas」というのが一般的ですが、アメリカでは違います。
留学中、私はクリスマスカードを上司や友人に送ってしまってから、「日本と違ってMerry Christmasと書いてはいけない」と教えてもらいました。「Season’s Greetingsなら相手がどんな宗教でもよい」ということでした。アメリカではMerry Christmasは、どんどん少数派になっているようです。

当時のボスはキリスト教ではないと同僚たちに教えられ、こっそりお詫びに行ったところ、「気にするな!」と言っていただけましたけどね。
ですから海外に送るときには「Season’s Greeting」とか「Season’s Greetings and a Happy New Year」が無難です。
みなさんご存知でしたか?
辞書によっては「クリスマスおめでとう!」と訳してありますので要注意です(^^)。

コメント一覧

  1. うさぎ より:

    Unknown
    すごく勉強になりました。
    日本に留学中の方にも、安易にカードを送ってはいけないのですね。

    日本人は、海外の文化を独自に発展させる天才だと思います。
    お料理だって、世界中の料理を日本風にしてしまいますよね。

  2. KM より:

    Unknown
    なるほどね~、勉強になりました。
    外資系が長い私ですが、知りませんでしたよ。

  3. Unknown より:

    貴重な情報
    ありがとうございます