今回のWFITNでは学会招致の投票がありました。
日本も立候補しており、私も投票しましたが、残念ながら次点でした。
うまく行けば2015年に招致できたのですが残念です。
今後も日本の脳血管内治療を世界に発信できる機会を作るのに協力して行きたいと思います。
脳卒中に関する専門医の本音トーク 最新情報をやさしく解説します
今回のWFITNでは学会招致の投票がありました。
日本も立候補しており、私も投票しましたが、残念ながら次点でした。
うまく行けば2015年に招致できたのですが残念です。
今後も日本の脳血管内治療を世界に発信できる機会を作るのに協力して行きたいと思います。
脳血管内治療の宝物を世界に!
南アフリカ・ケープタウンで開催された学会へのご参加、お疲れさまです。
11月9日の記事を拝見して、
「エッ、吉村先生、今度は南アフリカに?!」と驚愕しておりましたところ、
今回は、2015年学会の日本開催がかかっていらっしゃったとのこと。
「残念ながら次点」の結果に、落胆なさっていらっしゃる医療関係者の方々もお見えでしょう。
しかしながら、
「日本の脳血管内治療を世界に発信できる機会」は、
きっと今後もさまざまの媒体をとおして、到来するにちがいありません。
一般人にも、各種メディアを通して医療情報が伝えられるようになった今日、
デバイスや検査方法の進化、手術支援ロボットの開発などのニュースにも、
身近に接することができます。
吉村先生のブログからも、どんなに多くのことを教えていただいていることでしょう。
本来、脳卒中治療、脳血管内治療に、国境はないのでしょうが、
それでも治療方法の選択や実践には、微妙にお国柄が投影しているとうかがいました。
日本の脳血管内治療に関わる調査・研究が、世界に向けて発信され――その機会が増え――、
ひとりでも多くの生命が救済され、障害がなくなるよう、全世界において
その成果が共有されるとよいですね。
「第5回脳血管内治療楽座」(2011年10月21日)や「浜松での講演会」(10月22日)に
示された連携システム「Drip, Ship, and Retrieve」も、
もともとはミュンヘン大学の医学者が提唱なさったプロトコルだそうですが、
岐阜大学病院と関連施設との実践である〈リレー治療〉が、多くの地域の医療機関で
実践されるよう、素人ながら願っています。
先生方の精巧な医療技術、デバイス・機器類の進化、連携医療システムの構築は、
日本の誇るべき宝物であることを確信してやみません。
たいへんなお仕事における先生方の日々のご精進に、改めて心よりのエールをお送りします。